脳内神経物質アセチルコリンの元になる栄養素、同時にビタミンB5を摂取すると効果的。 ※Choline bitartrateとして500mg [成分](1錠あたり) コリン(酒石酸コリン由来)500mg その他の成分: セルロース ヒプロメロース(Hypromellose) シリカ ステアリン酸マグネシウム クロスカルメロースナトリウム ステアリン酸 グリセリン


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コリン(Choline)とは?

概要

コリン(Choline)は、体内で合成されるが十分な量を作ることができないため、食事やサプリメントから摂取が必要な必須栄養素の一種です。
水溶性の栄養素であり、ビタミンB群に似た働きをするが、正式にはビタミンではない。
細胞膜の構成成分であるホスファチジルコリン(リン脂質の一種)や、神経伝達物質であるアセチルコリンの前駆体として重要。

📌 コリンは以下の2つの形態で摂取されることが多い。

  1. 酒石酸コリン(Choline Bitartrate):サプリメントに一般的に含まれる形
  2. ホスファチジルコリン(Phosphatidylcholine, PC):レシチンに含まれる形態

コリンの働きと効果

① 脳機能の向上

📌 コリンはアセチルコリン(Acetylcholine)という神経伝達物質の前駆体となる。
アセチルコリンは、記憶・学習・集中力・筋肉の制御などに関与する。
アルツハイマー病や認知機能低下の予防・改善が期待される。
注意欠陥多動性障害(ADHD)の補助治療としても研究されている。


② 肝機能のサポート

📌 コリンは肝臓で脂肪を代謝し、脂肪肝の予防に役立つ。
コリンが不足すると脂肪肝(非アルコール性脂肪性肝疾患, NAFLD)のリスクが高まる。
アルコールの分解にも関与し、肝機能を助ける可能性がある。


③ 心血管の健康維持

📌 コリンはホモシステインの代謝に関与し、心血管疾患のリスクを下げる可能性がある。
高ホモシステイン血症は、動脈硬化や脳卒中のリスクを高める。
コリンを十分に摂取することで、心血管の健康が保たれる可能性がある。


④ 妊娠中の胎児発育をサポート

📌 コリンは胎児の脳や神経系の発達に重要な役割を果たす。
妊娠中の女性が十分なコリンを摂取することで、赤ちゃんの認知機能向上や神経管閉鎖障害のリスク低下が期待される。
葉酸とともに摂取することで、胎児の正常な発育を促す。


⑤ 運動パフォーマンスの向上

📌 コリンは筋肉の神経伝達に関与し、持久力や運動パフォーマンスの向上に役立つ。
筋肉疲労を軽減し、運動後の回復を早める可能性がある。
スポーツ選手の間でコリン補給が注目されている。


コリンの摂取方法

摂取量の目安(1日あたりの推奨摂取量)

📌 米国医学研究所(IOM)の推奨摂取量

年齢・性別1日あたりの推奨摂取量(mg)
成人男性550mg
成人女性425mg
妊娠中の女性450mg
授乳中の女性550mg

📌 1日の上限摂取量

  • 3,500mg(過剰摂取すると副作用のリスクがある)

食品からの摂取

📌 コリンを豊富に含む食品

  • 卵黄(1個あたり約147mg)
  • レバー(牛・鶏)(100gあたり約350mg)
  • 魚(サーモン、タラ)(100gあたり約60〜80mg)
  • 肉類(鶏肉・牛肉・豚肉)(100gあたり約50〜100mg)
  • 乳製品(ヨーグルト・チーズ・牛乳)(1カップあたり約40mg)
  • 大豆・豆腐(100gあたり約40〜50mg)
  • ナッツ類(アーモンド・ピーナッツ)(1/4カップあたり約20〜30mg)

📌 卵はコリンの優れた供給源であり、1個で1日の約25〜30%を補える。


コリンの副作用と注意点

🚨 過剰摂取すると以下の副作用が発生する可能性があります。

① 副作用

  • 体臭が魚臭くなる(トリメチルアミン尿症, Fish Odor Syndrome)
  • 消化不良(下痢・胃痛・吐き気)
  • 低血圧
  • 肝機能障害
  • 多汗

📌 特に1日3,500mg以上の過剰摂取は避けるべき。


② 注意が必要な人

以下の人は摂取を避ける、または医師に相談するのが望ましい。

  • トリメチルアミン尿症(TMAU, Fish Odor Syndrome)の人(コリン代謝ができず、体臭が魚臭くなる)
  • 低血圧の人(血圧を下げる作用があるため、過剰摂取は危険)
  • 腎疾患・肝疾患のある人(代謝負担が増加する可能性)