フェヌグリークシード(Fenugreek Seed)とは、「コロハ(学名:Trigonella foenum-graecum)」という植物の種子のことを指します。日本ではコロハ、メッチ、フェヌグリークとも呼ばれています。
主な特徴と用途:
スパイスとしての利用:インド料理、中東料理、地中海料理などでよく使われ、特にカレーのスパイスとして有名です。香りは独特で、苦みがありナッツのような風味が特徴です。
栄養・健康用途:フェヌグリークシードには食物繊維、タンパク質、鉄分、マグネシウム、ビタミンB群などが豊富に含まれています。また、血糖値やコレステロール値の改善、食欲抑制、母乳の分泌促進などの目的でサプリメントとしても使用されます。
伝統医学・健康効果:古くから、消化促進、胃腸の不調改善、抗炎症作用、テストステロンレベルのサポートなどが期待され、伝統医学(アーユルヴェーダなど)で広く利用されています。
注意点:
- 種子をそのまま食べると苦みが強いため、粉末やカプセル状にして摂取されることが多いです。
- まれにアレルギーや消化不良などの副作用を引き起こす可能性があります。
- 妊娠中の方は大量摂取を避けることが推奨されています。
フェヌグリークシードはスパイスとしての利用だけでなく、健康維持のためのサプリメントとしても人気があります。