河本結プロ

🏌️‍♀️ 戦力分析（総合評価）

① 総合力・スコアメイク力

• 平均ストローク：2位（70.2）
  → ツアー屈指の安定感。トップレベルの選手。
• パーセーブ率：2位（89.8%）
  → ボギーを極力打たない守備型ゴルフ。
• リカバリー率：1位（72.8%）
  → 外したときの対応力がツアーNo.1。

📌 評価

→ 「守りの女王」タイプ。

大叩きせず、スコアを崩さない能力が高い。

② ショット力（ティーショット＋アイアン）

• 飛距離：53位（238yd） → ツアー平均よりやや短い。
• FWキープ率：56位（65.4%） → ミスショットはやや多め。
• パーオン率：36位（69.3%） → セカンド以降の精度はまずまず。

📌 評価

→ セカンドショットは安定しているが、ティーショットで置いていかれるケースが多く、ロングホール攻略に課題。

③ パッティング・バーディ創出力

• 平均パット数：3位（1.75） → ツアートップクラス。
• 平均バーディ数：6位（3.62） → 少ないチャンスを高確率で決める。
• パーブレーク率：6位（20.3%） → 攻め切ったときの成果は高い。

📌 評価

→ パット力は最大の武器。

ただし、ティーショットの精度が低くバーディチャンスの数自体が少ないのが課題。

④ ショートゲーム・バンカー

• サンドセーブ率：5位（56.4%） → バンカーショットはトップクラス。
• リカバリー率：1位（72.8%） → アプローチ技術はツアーNo.1。

📌 評価

→ 「寄せワン力」が極めて高く、これが平均ストローク上位の最大要因。

⑤ ロングホール攻略力

• イーグル数：27位（2） → 攻め切れていない。
• バーディ率上位の割にイーグルが少ないのは 飛距離不足とパー5での2オン成功率の低さが原因。

📌 評価

→ ロングホールでスコアを稼げていない点が優勝争いでの伸びしろ。

🧩 総合戦力チャート（5段階評価）

🚀 成績アップのための改善方法

1. ドライバー強化（最優先）

• 課題：飛距離53位・FWキープ率56位 → ロングで不利
• 対策
  • ヘッドスピード向上トレーニング（体幹・下半身強化）
  • クラブフィッティング最適化（低スピン設計・シャフト調整）
  • スピン量を抑えたラン重視の弾道習得
  • 練習で「ミス許容幅」を広げるショット戦略

2. パー5攻略の最適化

• 課題：イーグル数が少なく、バーディ奪取率で損をしている
• 対策
  • 2オン狙い成功率を高める → 3W・UTの距離精度向上
  • セカンドショットの残り距離別データ分析
  • 3打目ウェッジで100yd以内から1.5m以内に寄せる練習強化

3. バーディチャンスの創出力アップ

• 課題：パットは強いが、バーディチャンス数自体が少ない
• 対策
  • ピンポジション別の攻め方データ分析
  • 100yd以内のショット精度をさらに高める
  • FWからのセカンドショット成功率を重点的に改善

4. コースマネジメントとデータ活用

• 得意ホール・苦手ホールを可視化
• 特にFWキープ率が低いホールでのティーショット戦略見直し
• バーディ率が低いホールを特定し、攻め方を最適化

📌 総評

この選手は 「守りの女王」 タイプです。

• パッティング・リカバリー・アプローチ → Sクラス
• ティーショット → B〜Cクラス
• 攻めの姿勢（ロングホール） → Bクラス

もし 飛距離＋FWキープ率を改善 できれば、

平均ストローク 70.2 → 69台 も狙え、賞金ランキング上位常連・ツアー複数優勝が可能です

https://news.golfdigest.co.jp/players/stats/12505/2025/

2025年9月9日のスタッツに基づく